バスケ/水泳なら眼鏡よりナイトコンタクト
息子の視力が心配です。
本は大好き、マンガも大好き、テレビもタブレットもゲームも好き。
外遊びも大好きですが、家にいる時はたいてい目に悪いことをしています。
「電気付けて!」「テレビから離れて!」これ、毎日何回言っていることか。
左 0.3以下
親二人とも視力は悪いので、大人になるまで視力ばっちりとの期待はしていませんでしたが、早すぎやしないか。
ここで「オルソケラトロジー(ナイトコンタクト)」についても調べたのですが、お値段も10万ほどすることに躊躇し、結局眼鏡を作りました。息子が眼鏡いや、と言い出したらそのうちソフトコンタクトにすればいいか、と思いましたし。
転機になったのがバスケットを始めてから。
普通の眼鏡でやっていたため、ボールが当たったり手があたったりなどで鼻の脇を怪我することが多くなりました。スポーツ眼鏡を検討していた時、やはり息子さんがオルソケラトロジー(ナイトコンタクト)をやっている友人と話すことに。
「オルソ、いいよ!値段高くても医療費控除、使えるよ!」
友人曰く、めっちゃおすすめ!とのこと。
オルソケラトロジーは、寝ている夜のうちにコンタクトを使用し、視力を矯正するものです。眼球の表面をコンタクトによって型作り?し、それを1日保てるという仕組みらしく、使用しないと元に戻ってしまうそうです。
さらに調べてみると、すべての眼科でやっていただけるわけでもなく、まだまだ全国的には少ないもよう(2019年冬) ですが、たまたま近所の眼科が導入していました。
まずは、検査の予約。
この検査により、合うかどうか確かめるらしい。
視力などをはかり、その後実際装着し、目の中に入れていられるかどうかを確かめます。オルソはハードコンタクトなので、小学生に入れられるか、しかも入れたまま眠ることができるか、が大きなポイントになると思います。
いざ、息子、初体験へ。息子、ド緊張。
最初なので、入れ方を説明され、看護師さんに入れていただきます。
怖くて怖くて、何度も目をつぶってしまう息子。
しかしそこはさすがの看護師さんの技。うまいこと入れていただき、その後10分ほど待合室で過ごし、さらに診察。待っている間も初めて入れたコンタクトがなれなくて痛いと目をつぶっていました。
外すのは、こんなやつ。すぽんとコンタクトにくっつけます。
ここで、1日目終了。
1週間後、自分のコンタクトを受け取りに行っても流れは同じ。入れる→診察→外す。です。ここで、お会計を奮発しました。片目5万ほど。
家に帰ってきてから寝る前に自分で入れる、これが一番大変でした。最初は親がやっていました。怖がる息子との戦いです。
「ちょっとママ、まって!」
「目ひらいてよ!」
「入った、ずれた」
「もう1回外して!」
「はずれないんだよ!」
しかし、戦いは功を奏し、視力は1.0以上に安定。眼鏡なしで生活できるようになりました。ばんざい。
2週間くらいたったころ、「学校の友達、自分で入れられるって・・・」と言い、自分で入れることができるようになりました。
いったんできてしまえば、あとは定期検診に行くのみです。
1年半たっていますが(毎日装着)、学校の黒板もよく見えていて、今年の視力検査でも問題なかったそうです。
日中の運動もとてもしやすくなりました。
面倒くさいのは、寝落ちしてしまったときにわざわざ起こしてコンタクトを装着しないといけないことですね。あと、宿泊をどうするか、かな。
我が家も、悩んでいるご家庭があったらおすすめします。