5歳、初めてのグローブ選びに失敗「父ちゃんはキャッチボールがしたくて、したくて」

 小さい子供にキャッチボールは難しいです。子供にとってグローブは固いし、ボールを取るのも簡単ではありません。私は息子に野球が上手くなってほしくて色々試しました。


 その甲斐あって、投げる・捕る・打つが野球未経験者としては楽しくできるようになったと思います。結局、息子は少年野球には入りませんでしたが、色々と調べた結果が参考になれば。

 ちなみにこの記事は少年野球をやっているお子さん向けではありません。もっと小さい子供や、遊びで野球をやりたい子供向けです。

子供の握力で握れるグローブ選び

最初に買ったグローブは息子には不評でした。

FALCON(ファルコン) FG-1033 [身長100~120cm位 幼児 小学1年生向け]

とても格好いいグローブです。店舗で色々比較して、合皮の中で一番柔らかいグローブを選びました。家に帰ってAmzonで調べたら、幼児・小学1年生向けのグローブとの事で目的とピッタリ!
 
 でも当時5歳(年長だけど遅生まれ)の息子はまだまだ握力が弱く、グローブが閉じられませんでした・・・





 店舗で一番柔らかいのを選んだのに、ちゃんと低学年用なのに、それでも子供には固いのです。

 小学3年生になるくらいまでは、この次に買った、柔らかさ最優先のグローブで楽しく遊んでました。

 FRANKLIN(フランクリン)エアテック子供用グローブ

 柔らかいグローブを選んだつもりだったので、反省しました。親の私が、格好良さを少し気にしていたのが敗因です。
 今度は柔らかさだけを追求して買ったのが下のグローブです。見た目はオモチャみたいです。それでも、息子によるとスゴく捕りやすいとのこと。感覚的には、買ってすぐに折りたためるくらい柔らかいグローブです。


  手の小さい子供でもグローブがプカプカしないように、後ろがマジックテープになっており、しっかり固定できます。

この軽く小さく柔らかいグローブのおかげで、息子のキャッチングもサマになりました。

 色々調べて判りましたが、小さいグローブは上達への近道です。少年野球ならば1万5千円する「久保田スラッガー」という小さな本革グローブも選びたくなりますが、我が家はこのオモチャグローブで十分です。

 でも、このFRANKLIN(フランクリン)、安かろう悪かろうではなくて、実によく考えられたグローブなのです。

 FRANKLINはアメリカの老舗スポーツメーカです。こだわり抜いたバッティング用グローブはとても有名でメジャーリーグの多くの選手が使っているキチンとしたメーカーです。

 そんなFRANKLINが、野球を初めてやる子供達のことを真剣に考えて作ったのがこのグローブなのです。

 初めてグローブを使う子供向けに、抜群の柔らかさを実現している「Air tech(エアテック)」機能、それが何なのかは公式サイトでも語られていません、オイオイ。。

 それでも、日本のミズノやZETTが少年野球を対象にして1万円前後のグローブを展開しているのに対して、FRANKLINはもっと幼い子供達にベースボールを好きになってもらおう、そんな思いが製品から伝わってきます。

 軽くて、柔らかくて、マジックテープのおかげで手の小さい子供でもグローブがブラブラせずに扱いやすいです。



 Amazonだといつのまにか高くなっていましたね。日本Amazonではレビュー数が少ないですが、本家アメリカのAmazonでは450を超える高評価が付いています。


 昔はイトーヨーカドーの店舗やイトーヨーカドーネット通販(オムニ7)でも売ってましたが、今はありません。

 下の画像からFranklin日本総代理店のカシヤマ製作所のオンラインショップにリンクしています。送料が高いのとクレジット払いしかないのが残念ですが参考にしてみてください。
カシマヤ製作所【Franklin日本総代理店】

カシマヤ製作所【Franklin日本総代理店】

怖くなく、投げやすいボール選び

(1)40gの軽すぎるボール、お勧めできません。

40g
 上のFRANKLIN(フランクリン)のグローブには40gのボールが付いてます。ちゃんとしたボールなのですが、軽すぎて指に引っ掛かりません。もう少し重いと投げるのも捕るのも楽にできます。

(2)これから始めるのに最適なボール(65g)

65g
 こちらはFRANKLIN(フランクリン)の少し大きめのふわふわボールです。大きめでキャッチしやすく、子供の手でも潰せるくらい柔らかく、適度に重み(65g)があります。当たっても痛くありません。

 初めての子供にも投げやすく、捕りやすく、打った感覚も楽しい最高のボールです。このボールのおかげで幼稚園時代からキャッチボールが楽しくできました。

 またプラスチックバットで打っても、打った感覚をしっかり楽しめるのに、ボールが潰れるので遠くまでは飛びません。狭いスペースでも楽しむことができ、周りに迷惑をかけません。家の中でも公園でも遊びやすいボールです。

 イトーヨーカドーで830円で置いていたのですが、最近は見かけません。Amazonだと4個セットなので金額が膨らみます。でも1200件近い海外レビューがあり、★4以上が90%を占める優秀商品です。


カシマヤ製作所【Franklin日本総代理店】

 他にもプラスチックバットよりも適度な重みがあるスポンジバットと一緒に、似たようなボールがセットで販売されています。こちらはボールの表面をスポンジで覆っているボールです。約80件の国内レビューがあり、★4以上が90%弱とこちらも良い商品です。

 

 昔は軽すぎるカラーボールとプラスチックバットで遊んでいたので、ずいぶんと進歩を感じます。

(3)グローブにある程度慣れたころに、キャッチボールに最適なボール

105g
 ボールを捕るのに慣れてきたら、このキャッチボール専用球がお勧めです。より重くなりますが、まだ少し柔らかいです。高いフライを捕ったり、強いゴロが捕れたらたくさん褒めてあげましょう。「ナイス、キャッチ!」キャッチボールがとても楽しいです。


 ただし、これはプラスチックバットでは重くて打てません。しかも金属バットで打たないでくださいと注意書きがされています。
 

(4)だれも居ない空き地や時間帯にバッティング練習するとき(結構飛びます)

30~36g
 遊びでバッティングをやるには上のFRANKLIN(フランクリン)の65gの飛ばないボールか、この30~36g程度の軽いボールを「誰もいない場所や時間を見計らって」するしかありません。打ったボールを1回1回取りにいくのが面倒くさいので、このボールを5、6個買って遊んでました。


楽しみながらバッティング練習

 「バッティング」 きちんと打てた時の嬉しさは格別です。でもコツをつかむまでは大変です。投げる方のコントロールも重要ですし、ボールも大量にはないので、なかなか連続で練習できません。未経験者の私が投げるので、バッティング練習100回なんてできません。

 だからこれを買いました。続けて40球打てるので集中して遊べます。練習ではなくて遊びです。当たるとスカッとします。小1の娘まで何回かは当ててきます。バトミントンのシャトルを打っているので家の中で打っても、物は壊れません。




 家の中で遊ぶには距離が必要なので、廊下においてリビングに向けて発射してます。